国立国際美術館〜ウィーン・モダン展
美術館のはしごです。カルダーのモビールです。名古屋の美術館でも見たことあります。割と日本によく入っているのかな。 私の好きなジャコメッティもやっていて同じ入場券で入れました。 まずはウィーン展の売りはコレ。クリムトの長い愛人だったとテレビで聞いたような定かではありませんがその時代には珍しく自立した女性でブティックを経営していらしたようです。 でもご本人はこの絵をあまりお気に召してないとのこと。 これのみ写真OKだったのです。 あとはとっぱしに18世紀女帝のマリアテレジアの肖像画から始まり、その時代の啓蒙思想がビーダーマイアー時代に発展し、ウィーンモダニズム文化の萌芽となって19世紀末の芸術運動とつながっていく過程をわかりやすく展示されていました。 インテリアスクールで勉強した建築家のオットーワーグナーやらアドルフローズやらの名前が登場し、椅子やら食器、カトラリーにアクセサリー、ドレスなどウィーン工房で作られたものが展示されていて 私は見応えがありました。トレーシングペーパーに描かれた集合住宅の立面図面やらあの細い線はすごいなーと思いました。この時代のデザイン好きかも〜 加えて興味を引いたのは現代アートのポスターです。 割とシンプルなデザインですが躍動感があり、オサレな感じです。 画像がないのが残念。 それ以外はチラシから写真をいただいたのですが これもクリムト。エゴンシーレです。 画集を持っています。なぜかこのおどろおどろしい感じに昔ハマって買っちゃったものです。 ミュージアムショップにバックハウゼンという生地のサンプルとバッジが売っていました。 Backhausenとは1849年創業以来160年以上にわたり芸術性と機能性を兼ね備えたハプスブルグ家御用達のオーストリアを代表するファブリックメーカーです。ウィーン工房との共同設立メンバーとして1903年から1932年にわたりヨーゼフホフマンら芸術家とコラボし、この工房のほとんどのファブリックやカーペットを製造しています。輸入カーテンメーカーが取り扱っていて、どちらかというと中でも アール・デコ調のものが好みで他には昔ながらの小花の文様やら クラッシックなダマスク柄もありました。 素直に感動する新鮮な感情が蘇ってきました。
いつからそうなってしまったのか。
中之島にある国立国際美術館。お隣は自然科学館があってここのプラネタリウムも
とても魅力的ですが今回はこの度はアートに的を絞ります。
by rurishop
| 2019-08-31 14:13
| art