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rurishop14

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管理人のアートライフ。たまに脱線します。

ギュスターブモロー展

ギュスターブモロー展にあべのハルカスに行ってきました。
パリの北側にあってモンマルトルに行く前に寄ろうと思いながら時間的にあちらの休憩時間と重なって結局見れずじまいで帰ってきたのでとても気になっていました。
日曜美術館でも見たのでおおよそ見当は付いていました。
感想としてはサロメ掘り下げすぎ〜という感じです。
ギュスターブモロー展_a0125045_23460975.jpg
チラシとか日曜美術館の解説によるとテーマのメインは『ファム・ファタール』。
魔性の女ですね。
そのクセ愛した女性は母親を始め、アレクサンドリーヌという聖女のような女性だったそうで男の人はどこかでたまにはお茶漬けが食べたい云々の類でお茶漬けもステーキもどちらもほしいんでしょうね。105.png(by私の偏見)
ユダヤ王女サロメが洗礼者ヨハネの首を所望する有名なこれは聖書からのお話なのでしょうか。
悪女の名前に連なるサロメのお話は割と有名なようですね。
その他ギリシャ神話を題材に男性を誘惑して堕落させたり、翻弄させる女性をメインにお母様や恋人の存在にも少し触れながらパリのギュスターブモロー美術館が所蔵する油彩。水彩。素描など約100点ほどの作品が展示してありました。
その中でも一番綺麗だと思ったのはこれでした。
ギュスターブモロー展_a0125045_23485371.jpg
『一角獣』という題材のもので処女にのみ従順になるという一角獣を題材にしたものですが
色彩がとても美しく、割とおどろおどろした色彩の多い中一際鮮やかに移りました。
裸体の肌の色もとても美しかったです。さらにホッとしたのは恋人の素描画でした。
優しさが伝わってきますが残念なことにお母様が亡くなった後の6年後に亡くなったそうです。
自分の今際の時には彼女に手を握っていて欲しいと言っていたモローの願いは叶わなかったみたいですね。
ギュスターブモロー展_a0125045_23552411.jpg
チラシを写しました。音声ガイドのナビゲーターは石坂浩二さんでした。
彼自身もファンだそうです。(借りていませんが106.png
その後モローは学校で教鞭をとり、たくさんのお弟子さんを
この世に送り込んでいるようです。
それは意外な感じでした。これらの作品はモローが条件付きで寄贈しているので国が保管しているようです。
今度あべのハルカスにカラバッジョが来るようです。
とてもクセの強い画家ですね。どの辺のものが来るかですけど
少し楽しみです。110.png




by rurishop | 2019-09-01 00:12 | art

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